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雑記帳

衆院選 小選挙区割振「5都県で増」「10県で減」国勢調査受け 

 今回の国勢調査の結果に基づいて導入される新しい計算方法で、総務省が衆議院選挙の各都道府県に割りふられる小選挙区の数を試算したところ、東京で25から30に5つ増えるなど5都県で増加する一方、10県で1つずつ減少する結果となりました。

 衆議院選挙の各都道府県に割りふられる定数289の小選挙区の数は、今回の国勢調査の結果をもとに現在の計算方法よりも人口に比例した配分となる「アダムズ方式」と呼ばれる方法が導入されることになっていて、総務省は、令和3年6月25日に公表した国勢調査の速報値をもとに試算を行いました。

小選挙区の数が増加するのは5つの都と県です
 東京で5議席(25議席から30議席)
 神奈川で2議席
 埼玉・千葉・愛知で1議席ずつ増えます。

小選挙区の数が減少するのは10県です
 宮城・福島・新潟・滋賀・和歌山(3議席から2議席)・岡山・広島・山口・愛媛・長崎で各1議席ずつ減ります。

 こうした小選挙区の数と比例代表の各ブロックの定員は、令和3年11月に公表される国勢調査の「確定値」をもとに正式に決まります。
 その後、小選挙区の区割りの見直しも行われることから、令和3年秋までに行われる次の衆議院選挙は現行の数の割りふりのままで行われます。

 和歌山の3議席から2議席は大きいですね。
 108万人あった人口が92万人まで減っています。

 ただ、他人様のことはいえた義理ではありません。私も和歌山市から西宮市に転居しています。
 観光で行くのは別ですが、働いたり住んだりするには、何につけても不便で、適当なところではありません。

 現在の和歌山県選出の衆院議員と復活当選した衆院議員は以下のとおりです。

 岸本周平・国民民主党(和歌山1区選出)
 石田真敏・自民党・元総務大臣(和歌山2区選出)  
 二階俊博・自民党・幹事長(和歌山3区選出)
 門博文・自民党・元国交相政務官(和歌山1区落選・比例近畿ブロック)

 次の次の総選挙は、さすがに二階幹事長は出馬しないと思われます。
 選挙区割りで自民党議員が1人減る程度、誰がババを引くかのように思われます。

 もっとも、世耕弘成(全県1区。5期)・自民党参院幹事長・元経産大臣が、衆院に鞍替えする意思であることは公然の秘密です。
 かなりの実力者で、総理大臣も狙える立場です。総理大臣になるのは、参院議員のままでは実質的に無理だからです。
 林芳正参院議員が参院から衆院に鞍替えしようとしているのと同じ図式です。
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