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雑記帳

FB接種集団抗議のグループ削除 コロナワクチンデマ投稿「許容しない」

 新型コロナウイルスワクチンの年少者接種に集団抗議を呼び掛けたり、ワクチンに関するデマを流したりしていたフェイスブック(FB)上のグループが次々に削除されています。

 FB側は「接種妨害を計画するコンテンツは禁止で、ワクチンに関する虚偽投稿も許容しない」と説明しています。
 また「規約違反でなくても、不必要に不安をあおる投稿は表示頻度を下げる対応を取っている」としています。

 ワクチン反対の人は一定数います。
 ただ、ワクチン接種は強制ではありませんから、自分で接種を拒絶すればいいだけのことで、他人が接種するかどうか干渉する理由は何もありません。
 ただ、ワクチン敵視の狂信者は、どこの国にでもいます。

 年少者へのワクチン接種をめぐっては、各地の自治体に「危険性を認識しているのか」などと抗議の電話が殺到しています。
 多くの役場で業務が滞ったほか、職員を脅迫したり、用意した文章を繰り返し読み上げたりする電話もありました。
 読売テレビのウエークアップという番組で放送されていましたが、和歌山県の北山村役場で、苦情や脅迫電話で本来の仕事が出来ないと放送されていました。
 人口が少ないですから、高齢者から年少者まで、同時期にワクチンをうったのですね。

 FB上にはワクチンに懐疑的な人たちがこうした電話抗議を呼び掛ける「グループ」がつくられ、一時は900人超が参加しています。
 対象自治体のリストを基に「所構わず抗議しましょう」などと投稿されていたが、令和3年6月下旬までに閲覧できなくなりました。

 発起人の男性は名前が似た同趣旨のグループを立ち上げましたが、再び閲覧不可になっています。

 FBの日本国内の広報代理担当者は「新型コロナに関するポリシーに反するため削除した」と説明しています。
 対象は主に「ワクチンの安全性、有効性などに関する虚偽の投稿や陰謀論」で、「誤情報を信じた場合に病状が悪化したり、必要な治療を受けられなくなったりする可能性がある投稿の削除に特に注力している」ということです。

 子宮頸がんは、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)で防止できます。
 まれに副作用が出ることから、現在は任意になっています。1%程度しか接種しないようです。
現状の1%以下の接種率が続く限り毎年4000人強の罹患と1000人強の死亡が確定し続けるということになるという研究結果が出ています。
 ただ、子宮頸がんなら、罹患するのも死ぬのも本人のみです。他人(両親、配偶者、子は気の毒ですが・・)に迷惑をかけません。

 しかし、新型コロナウイルスワクチンを接種しないと、他人を罹患させ、場合によっては、他人を死なせることがあります。
 自分の主義主張を、他人に強制することは間違いです。
 デマを流すなどはもってのほかです。
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