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雑記帳

クラスター、沖縄県が非公表指示か 17人死亡の病院、県は否定

クラスター、沖縄県が非公表指示か 17人死亡の病院、県は否定

 沖縄県立中部病院(うるま市)は、令和3年7月1日に記者会見し、新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生し、患者と職員の計51人が感染、17人が死亡したと発表しました。

 病院によりますと、令和3年5月12日から別の病気で入院していた患者のコロナ感染が判明しました。
 令和3年5月下旬には院内感染とみられる新規患者が多数発生したため、玉城和光院長が令和3年6月上旬、事実説明のための会見を令和3年6月11日に開く許可を沖縄県に複数回求めました。

 しかし、沖縄県から「会見は取りやめるようにという話があった」(玉城院長)ため、病院は令和3年6月10日、感染規模は記さずクラスターの発生だけを伝える発表文を出しました。

 沖縄県の担当者は「『会見するなら県の幹部が出席する』とメールで送ったつもりが、『止められた』と受け取られてしまった。今後はコミュニケーションの在り方を改善したい」と釈明しています。

 沖縄県が唯一非常事態宣言下にあります。

 令和3年6月30日、厚生労働省に新型コロナ対策を助言する専門家組織の脇田隆字座長(国立感染症研究所長)は30日の記者会見で、沖縄の新規感染者数が高い水準にあり、減少速度が鈍化している点を踏まえ「緊急事態宣言などの強い対策を解除できる状況ではない」との見解を示しました。

 脇田医師は、沖縄は夜間の滞留人口(主要な繁華街にいた人の数)が増加傾向にあると説明し「酒類の提供制限があるにもかかわらず、遅い時間に繁華街の人流がある」と指摘したうえ、「対策が必要だが、このまま同じ対策を続けて本当に効果が得られるのか。なかなか難しいところがある」と述べました。

 直近1週間(6月23日~29日)の人口10万人当たり新規感染者の全国平均は、8・25人。県内は33・31人と高いが、同9日~15日は62・42人に上っていました。

 東京からの観光客が多いのが原因のように思います。
 観光業は潤うのでしょうが、医療機関は大変です。
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