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雑記帳

ヨーロッパの夜行列車が再評価

 ヨーロッパの夜行列車が再評価されています。

 私がドイツに留学していたのは1982年から1984年までですが(40年近く昔なんですね)ですが、ボンからパリに飛行機で行こうとすると、邦貨で片道3万円から4万円要りました。
 電車なら片道邦貨8000円程度です。

 当時、ヨーロッパ版新幹線はフランスくらいにしかありませんでした。ドイツは1991年からです。

 私は、日本では寝台特急に乗ったことはありません。
 東海道新幹線が9歳の時にできています。
 遠方は、飛行機ですね。

 ただ、ヨーロッパでは、結構寝台車に乗りました。
 昼の時間を7時間、8時間バスに乗り続けるというのは時間の無駄です。
 もっとも、寝台車といっても、簡易寝台です。

 日本では寝台列車が廃れていっています。
 新幹線網と飛行機ですね。深夜高速バスとの競争にも勝てません。

 ヨーロッパも同じく寝台列車が廃れていっていました。
 もともと、自動車で時速200キロは当たり前のところに、ヨーロッパ版新幹線が走行するようになり、びっくりするほど高価だった飛行機料金もLCCで格段に安くなりました。

 ヨーロッパの夜行列車が再評価されているのはエコです。

 「乗客は安全で快適なだけではなく、環境に優しい手段で旅をすることができる。飛行機と比較すれば、1回の移動でCO2を約10万kgも削減できる」ということです。

 ベルリン、ブリュッセル、ロンドン、パリ、ウイーンなどを結ぶ寝台列車網が出来ています。
 私が留学中にありましたが、消滅しかかっていたのが、リニューアルされたということです。

 日本はどうでしょう。
 エコかも知れませんが、高速バスで十分のような気がします。


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