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雑記帳

麻生副首相「台湾有事の際に日本が集団的自衛権を行使するべきだ」

 令和3年7月5日、麻生副総理兼財務相が、台湾有事の際に日本が集団的自衛権を行使するべきだと麻生副総理兼財務相が発言しました。

 メディア報道によりますと、麻生太郎副総理は令和3年7月5日に東京で開かれた政治資金パーティに参加し、中国の台湾侵攻は存立危機事態にあたる可能性があるとし、日本は集団的自衛権を行使できなければならないとの考えを明らかにしました。

 麻生副総理はこの日取材陣に対し、最も望ましい解決法は当事者間の直接会談を通して平和的解決を達成するということだと述べました。
 その上で、日本が台湾海峡を通過できなくなるような多様な状況を考慮すべきとしました。

 にお、防衛省の中山泰秀次官は、令和3年6月、中国の脅威が増加していて民主国家台湾を保護することが必要だと明らかにしています。
 中山次官は「過去、台湾に対する中国の軍事的攻撃を『レッドライン(越えてはならない一線)』と称したことがある」とし「台湾を民主主義国家として守る必要がある」と話しています。

 麻生太郎副総理兼財務相の発言に対し、中国外務省の趙副報道局長は、令和3年7月6日の記者会見で「強烈な不満と断固たる反対」を表明しました。


 麻生副首相の発言は、抑止力を高めるために効果的です。
 なお、現実問題として、中国が台湾を侵略するとき、台湾の目と鼻の先(111キロメートル)にある与那国島方面に、艦船も飛行機も一切送らないという選択肢はありません。
 かならず、日本は巻き込まれます。


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