西野法律事務所（法律問題のことなら大阪 弁護士会・西野法律事務所にご相談下さい)

　日本における新型コロナウィルスの死亡率は、３０歳代を１とすると、以下のとおりとされています。

　１０歳未満・０．５倍
　１０代・０．２倍
　２０代・０．３倍
　３０代・１
　４０代・４倍
　５０代・１０倍
　６０代・２５倍
　７０代・４７倍
　８０代・７１倍
　９０代・７８倍

　そして、日本における新型コロナウィルスの死亡年齢の平均は８０歳を超えています。

　まず、６５歳以上の高齢者の死亡率が高く、６５歳以上の高齢者の感染を防ぐことが必要です。
　また、６５歳未満の人で、基礎疾患のある人の感染を防ぐことが必要であることがわかります。

　日本が、ワクチンの優先接種を、医療従事者の次に、高齢者としていることは、このようなことからきています。

　なお、６５歳未満の人で、基礎疾患のある人のうち、市区町村が把握している人（疾患が原因で生活保護を受けている人、障害者手帳を持っている人など）は、高齢者と同様、優先的に接種しています。

　しかし、６５歳未満の人で、基礎疾患のある人のうち、市区町村が把握していない人は、６５歳未満の一般枠のようです。
　市区町村が、市民区民町民村民の誰が基礎疾患があるか、把握していないことが原因のようです。
　私の知人の弁護士にもいます。