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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

県境またぐ移動自粛、接種者も対象 戸惑う観光地

 政府は、令和3年7月12日、東京都に4度目となる新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を適用しました。また、沖縄県には、緊急事態宣言を適用されています。
 大阪府と、さいたま県、千葉県、神奈川県には、まん延防止の重点措置がとられています。
 いずれも、令和3年8月22日までです。

 首相官邸によりますと、令和3年7月19日時点で65歳以上の約82%がワクチンを少なくとも1回接種を受けていて、約58%が2回目の接種を受けています。
 ほとんどがファイザー製であり3週間後に2回目を打つため、7月中に多くが接種を完了します。

 6都府県の住民には県境をまたぐ不要不急の外出自粛を要請されています。
 政府が、令和3年7月8日に改定した基本的対処方針は特に東京や沖縄について「帰省や旅行など都道府県間の移動は極力控えるよう促す」と明記しました。
 国内でも高齢者を中心に増えつつある接種済みの人も優遇しませんでした。
 夏休みやお盆に人の移動が活発になるのをにらんでの措置です。

 令和3年7月26日から申請を受付ける接種証明書は海外渡航用で、国内旅行には関係ないということですね。

 ワクチンの普及に期待していた観光地は、冷や水を浴びせられた格好です。
 東京都、沖縄県、大阪府、さいたま県、千葉県、神奈川県のワクチン接種者にも「都道府県間の移動は極力控えるよう促す」とされます。

 夏のかき入れ時に期待していた国内観光地は頭を抱えているでしょう。

 京都は、首都圏からの観光客でもっています。
 阪急系のクラブツーリズムは、令和3年7月12日以降、東京や沖縄が発着地となる添乗員付きツアーを中止します。

 政府は感染力の強いインド型(デルタ型)の拡大を警戒しています。
 内閣府幹部は「(接種者であっても)ウイルスを運ぶリスクがある。特にインド型は侮れない」と語ります。

 私は、西宮市民ですから、幸か不幸か、今回は制限を受けません。

 兵庫県は、いままで、大阪府の割を食ってきましたが、やっと縁が切れました。
 東京都、沖縄県、大阪府、さいたま県、千葉県、神奈川県からの観光客が減少し、すいているうちに旅行したいと思います。

 私は昭和30年8月生まれの65歳で、かろうじて2回ワクチン接種を終えて2週間が経過しています。ただ、ワクチン接種がないものとして、従前どおり、マスク、手洗い、うがいは励行したいと思っています。

 65歳以上で2回以上ワクチンをうった高齢者が、自分は安全だとばかり、他人の迷惑は考えず、家の外で、マスクもせずに、大声を出したり、酒を飲んだりしている遊び歩くことがあるそうです。「徘徊老人」と揶揄されないように注意したいと思います。

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