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雑記帳

東京都の調査で、若年層の2割弱が「接種しない」と回答

 東京感染症対策センター(東京iCDC)専門家ボードのリスクコミュニケーションチームがアンケートを実施しました。
 令和3年7月16日、17日に、都内在住の20~70代の男女合計1000人からインターネットで回答を得ました。

 65歳以上の高齢者にアンケートする必要はありませんでした。
 高齢者の89.2%が既に2回接種し、86.7%が1回接種していますから、9割程度が2回接種することになるのは確実です。

 ワクチンを「2回接種した」と答えたのは、20代男性は3.8%、20代女性は6.3%にとどまりました。
令和3年7月16日、17日ですから当然ですね。

 20代男女で、「おそらく接種しない」と「絶対に接種しない」を合わせた割合は、20代男女でそれぞれ19.0%、18.8%でした。
 30代男女で、「おそらく接種しない」と「絶対に接種しない」を合わせた割合は、20代男女でそれぞれ16.7%、19.1%でした。

 接種しない理由としては、「感染しても重症化しないと思うから」「副反応が心配」「効果に疑問がある」「ワクチンは有害」といった回答もあったそうです。

 ただ「自分は感染しないと思う」という、「?」のつく回答があったそうです。
 ですから、現在、20代、30代の人の感染者が増えているのですね。
 もっとも、基礎疾患のない限り、重症化しないのは当然です。

 なお、ワクチン接種の進んでいる先進国では「7割の壁」という言葉があるそうです。
 日本人は国を信用しますが、国を信用しない国民もあるようです。
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