西野法律事務所（法律問題のことなら大阪 弁護士会・西野法律事務所にご相談下さい)

　アルトゥール・ショーペンハウアー（Arthur Schopenhauer）というドイツの哲学者がいます。

　悲観的な「名言」を残しています。

「青年期には体力があるが、お金がない
　中年期にはお金はあるが、時間がない
　老年期には、時間は余るほどあるけど、健康に見放される。」

　人生で良い条件が全て揃う時はないということですね。

　もっとも、裕福な家庭に育てば、そして、親に出してもらえば、青年期に体力もお金もあることになります。
　また、中年期も、お金があれば、時間がないというほど、あくせく働く必要はありません。
　老年期に健康ではなくなるというのは仕方がないですね。

　「人は通常、金を貸すことを断ることによって友を失わず、金を貸すことによってたやすく友を失う」

　弁護士業をしていれば、よく見ることです。

　「医者は人間を弱いもの、弁護士は人間を悪いもの、牧師は人間を愚かなものと見る」

　どうなんでしょうか。