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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

国内4種目ワクチン、ノババックス製1億5000万回分契約

 厚生労働省は、令和3年9月7日、、国内で4番目となる新型コロナウイルスワクチンの供給にめどがついたと発表しました。

 アメリカのバイオ製薬ノババックス製のワクチンについて、国内での生産、供給を担う武田薬品工業と1億5000万回分の供給契約を結びました。

 契約済みのワクチンの契約量は、ファイザー製が計1億9400万回分、モデルナ製が計1億回分、アストラゼネカ製が1億2000万回分となっています。
 合計すると、4億1400万回分ですね。

 日本の総人口は、約1億2500万人(令和3年8月1日推計)で、12歳未満の年少者は約1200万人(令和2年4月1日推計)ですから、ワクチン接種対象者は1億1300人で、2回ずつ接種するとしても、2億2600万回ですから、余りかえっています。

 政府は接種中のワクチンの追加確保も進めています。

 令和3年7月にはモデルナ製で5000万回分を追加で契約しています。モデルナ製が計1億回分に含まれています。
 ファイザー社とも1億2000万回分の追加供給に向けて協議しています。
 いずれも、令和4年に入ってからの供給となります。

 ノババックス製のワクチンは、3回目の接種に備えてということになります。
ノババックス製ワクチンは現在も開発途上で、供給は早くても令和4年初めとなる見通しです。接種や流通には薬事承認が必要で、厚労相が諮問機関の協議を踏まえて判断します。

 ファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製は輸入ということになりますから、生産国が輸出をとめると日本に入ってきません。

 ノババックス製のワクチンは、武田薬品工業が、国内での生産、供給を担いますから、輸出が止められ日本に入ってこなくなるという心配はありません。
 日本で製造された分は、間違いなく日本国内で使えます。いざとなれば、他国への輸出をとめて日本国内で使えることになります。

 そこが大きいということになりますね。
 ワクチンは、国防のための大切な資源ですから、輸入に頼るのは賢明ではありません。

 日本国民のうち、希望者への接種は、平成3年秋に完了します。
 すでに、余りかえっているという状況です。

 1人3回目の接種も視野に、接種を進めるアメリカのファイザー製やモデルナ製、イギリスのアストラゼネカ製とあわせて安定した体制を整えます。

 ただ、国産ワクチンの研究開発も期待したいですね。


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