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2023年バックナンバー

雑記帳

三菱UFJニコス カード不正利用AI検知

 三菱UFJニコスは、令和5年2月内に、クレジットカードの不正利用を検知するシステムに人工知能(AI)を導入します。
 不正利用の手口をAIに学習させ、不正を検知すると取引を停止します。
 新型コロナウイルス下でネット通販など非対面の取引が拡大し、不正利用が増えていて、AIの導入で巧妙化した手口にも対応し、不正検知の精度を高める狙いがあります。

 三菱UFJニコスは利用者がカード決済をするたび、その取引が不正利用である確率を自動的に点数します。
 一定の点数以上になると不正利用の確率が高いと判断し、取引を保留したり止めたりするという仕組みです。
 不正利用が起きた場合は、AIがその手口を1日ほどで学習し、類似の被害を防ぐことができるようになるそうです。

 カードの不正利用被害は増加傾向で、令和3年は過去最悪の330億円でした。
 電子商取引(EC)決済が拡大し、カード番号の入力機会が増えたことが背景にあるといわれます。

 政府によれば不正アクセスで起きた情報漏洩の7割以上が検知するまでに3カ月以上かかっていて、被害が拡大しやすかったとされています。
 政府は令和4年度内(令和5年3月31日まで)にガイドラインを改定し、本人認証の徹底や不正対策の厳格化を求めます。

 JCBは業界共通の不正検知システム基盤を構築する予定です。
 不正利用を検知すると、基盤に参加するカード会社間でその手口を共有し被害拡大を防ぎます。


 私は、クレジットカードは、三井住友カード発行のMASTERカードと、三菱UFJニコス発行のVISAカードの2枚のクレジットカードをもっています。
 他のクレジットカードは整理のため解約しました。

 私自身が使っているカードで、不正利用と判断して決済できない事例は、三井住友カードが三菱UFJニコスよりも多いですね。

 ただ、利用者からすると不便極まりありません。

 私が、両方のカードが不正利用の恐れありとして決済できなかっのは、ソウルからフランクフルトやミュンヘンに行くルフトハンザ航空の航空券を、ルフトハンザ航空の公式サイトから購入しようとした場合です。
 関空からフランクフルトやミュンヘンへ行く航空券が、ソウルからフランクフルトやミュンヘン往復の航空券の倍近くすることがあります。
 確かに、日本から、ソウルからフランクフルトやミュンヘン往復のルフトハンザの航空券を購入する人は珍しいでしょう。また、高価です。
 両方のカードとも利用できませんから、カード会社に電話して、購入できるようにしてもらわなければなりません。早くつながった方のカードを利用します。

 クレジットカードを利用しようとしたら、使えなくて往生したことがあります。
 ドイツ・バイエルン州のリンダウという駅から、ミュンヘンに行こうとして自販機でチケット(バイエルンチケットといって、特急に乗れませんが、バイエルン州内のどこからどこまで乗っても26ユーロですみます)を購入しようとしたところ、ものの見事にはねられたことがあります。
 午前7時半ころ出発の電車に乗ろうとしたのですが、駅の窓口が午前9時にしか開かず、自販機は現金は不可でクレジットカード対応のもののみ、操作方法が悪いと思いこんで、自販機の画面をドイツ語表示から英語表示に変えても、当たり前の話しながら操作方法は同じで、ダメなものはダメでした。
 そのときは、しょせんは26ユーロ(4000円弱)と思い、まさか、三井住友カードが不正利用として使えなくしているとは思わず、操作方法が間違っているのではないかと、近くにいたドイツ人に相談すると、他のカードで試してみたらとアドバイスされ、三菱UFJニコスのカードで、すんなり購入できたことがありました。
 確かに、日本人が、ドイツの地方都市の自販機で、ドイツ鉄道の切符を購入しようとするのは希でしょうが、たった26ユーロではねるのは納得いかなかった記憶があります。
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