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2023年バックナンバー

雑記帳

地震のある国とない国

 日本は地震が多いですね。
 ちょっとやそっとの地震では誰も驚きません。

 トルコシリア大地震は4万6000人の死者が出ています。
 がれきを重機で除けていけば、死者はもっと増えていくでしょう。
 人災という意見があります。
 トルコの耐震基準は、結構厳しいらしいですが、耐震基準を満たしていない建物が多かったそうです。行政が機能していいのですね。
 煉瓦を積み上げただけ、コンクリートを流し込んだだけの建物に近い建物は、大きな地震が来ればひとたまりもないでしょうね。

 ドイツの通常の住居には、煉瓦を積み上げただけの建物というのが結構あります。
 私の留学時代、住んでいたアパートのそばで、素人と思われる人が、自分の家を休日に少しずつ建てていました。DIYですね。
 煉瓦をコンクリートではさんで組立てていくだけで、鉄筋などは最初から入っていませんでした。
 これでも、地震は来ないでしょうから、百年を優にこえて持つのでしょう。
 少しうらやましいですね。
 ドイツに2年間留学していたとき、1度だけ地震がありました。ほんの少し揺れただけです。
 翌日、地震の話題で持ちきりでした。
 いかに地震が少ないかがわかるというものです。火山活動がないに等しく、プレートが安定しているからのようです。

 日本などは、観光地に行けば、大抵温泉があるといっていいほどだと思いますが、ドイツの温泉で有名といえばバーデン・バーデンくらいです。
 トルコにも温泉が多いそうです。

 地震がなくても温泉があるという国は結構ありますが、大抵、温泉のある国=地震の多い国という傾向にあるようです。
 地震も温泉もない国がいいのか、地震も温泉もある国がいいのか。いったいどちらでしょう。
 さあ、どちらがいいのでしょうか。
 温泉のない国内旅行なんてという気がしますが、地震は怖いですしね。
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