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　ソウルの梨泰院雑踏事故は、令和４年１０月２９日夜、繁華街・梨泰院でハロウィン時季の混雑の中で発生した群衆雪崩による事故です。日本人２名を含む１５９名が2死亡しています。
　韓国の国会は、最大野党が担当閣僚の責任を問うとして弾劾訴追案を提出し、令和５年２月８日に可決されました。

　韓国の国会の過半数を占める最大野党「共に民主党」が主導し、群集事故でのずさんな対応を問うとして、警察を管理・監督するイ・サンミン行政安全相の罷免を求めて弾劾訴追案を提出し、弾劾訴追案は令和５年２月８日に可決され、イ行政安全相は職務停止となり、今後は憲法裁判所が弾劾の可否を判断することになります。

　韓国の国会は過去、ノ・ムヒョン、パク・クネ両元大統領の在職中に弾劾訴追案を可決しています。
　憲法裁判所はノ・ムヒョン氏の弾劾を棄却しましたが、パク・クネ氏に対しては罷免を決定し、パク・クネ氏大統領を即時失職しました。

　令和５年１月に捜査を終結した韓国警察当局は、李氏の刑事責任について「嫌疑なし」と結論付けました。
　弾劾は憲法や法律違反があった場合に限って認められています。

　まあ、韓国ならではの普段の風景ですね。
　あまり、他の国では考えられません。

　ちなみに、日本をでおきた明石歩道橋事件では、平成１６年１２月１７日、神戸地方裁判所で兵庫県警察の警察官１名、警備会社１名に禁錮２年６月の実刑、市職員３名に禁錮２年６月・執行猶予５年の有罪判決が言い渡されています。
　兵庫県警察明石警察署の署長・副署長については、神戸検察審査会は起訴相当と議決をしましたが、神戸地方検察庁は不起訴としています。