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2023年バックナンバー

雑記帳

投資と出資の違いは?

 ある親しい依頼者から「投資」と「出資」の違いはなんですかと聞かれました。
 わかっているようで、あまりわかっていませんでした。以下のとおり答えておきました。
 「投資」も「出資」も「Investment」やから、同じようなもんやないかなぁ、あとで、調べとくわ。いずれにせよ、あなたのやったことは「貸付」やないから、損した以上は、相手に満額かえせというわけにはいけへんで。

 ということで、インターネットで検索してみると、国会答弁がヒットし「法令用語辞典等々によりますと、出資と申しますのは『事業を営むための資本として金銭その他の財産』等を『法人等に出捐すること』とされております。これに対しまして、投資と申しますのは、通常は『利益を得る目的で事業に資本を投下すること』こういうのが一般的な使い分けのようでございます」という国会答弁がヒットしました。
 つづけて「国鉄とか三公社あるいは公団におきましては投資という言葉が大体使われておりまして、それに対しまして、事業団等におきましては、その法律で出資という言葉が大体使われておるようでございます。しかし、事業団法のような場合には大体出資、それから公団、公社法におきましては投資というふうな言葉に一般的になっておるようでございます」となっています。

 もっとわかりやすい、検索結果は「投資は、会社に対して、お金を出す行為のことを言います。 つまり、株式などと引き換えに資金を援助する出資や、会社にお金を貸し付ける融資は、いずれも投資の一内容ということになります。 出資は、投資家などが将来的な利益を見込んで、会社の株式などと引き換えに資金を援助する投資方法です」というものです。

 Google先生も、複数の意見を出すようです。


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