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　李在明（イ・ジェミョン）共に民主党（＝野党）代表逮捕同意案の投票が、令和５年２月２７日午後、韓国の国会（１院制）で行われました。
　絶対過半数が必要なところ、与野党の議員２９７人（３００人のうち在監者等除く）が無記名で投票した結果、賛成１３９人、反対１３８人、棄権９人、無効１１人で否決されました。
　現在、韓国の国会は、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が少数を占めているにすぎません。
　共に民主党議員１６９人全員と共に民主党出身の無所属議員など１７５人が表決に参加しましたが、共に民主党内部で４０人ほどの議員が造反（イ・ジェミョンの逮捕に同意）したことになります。

　容疑は、慰礼・大庄洞開発特恵疑惑と城南FC後援金疑惑で、収賄と背任容疑です。
　大庄洞疑惑の核心は数千億ウォン台（数百億円台）に達する背任容疑ですが、すごい金額ですね。

　ちなみに、李在明（イ・ジェミョン）代表は、今回の大統領選の候補でしたが破れて、逮捕されないために国会議員になったとさえいわれています。
李在明（イ・ジェミョン）代表は、京畿道知事をしていましたが、疑惑だらけの政治家で、検察庁は、捜査が終わり次第、順次、逮捕状を請求していくことにしています。

　令和５年３月９日には、李在明（イ・ジェミョン）代表の京畿道知事時代に秘書室長を務めていたときの公務員が自殺しました。
　李在明（イ・ジェミョン）元知事の疑惑に関連した死亡は今回で５人目だそうです。
　これもまた、すごいですね。