本文へ移動

2023年バックナンバー

雑記帳

生卵を食べる国

 ヨーロッパ諸国はもちろんのこと、中国も、生卵をそのまま食べるという習慣はあまりないようです。
 普通、焼くか、煮るか、炒るかなどの調理がされています。
 日本以外では、生卵は食べるものではなく、調理して食べるか、さもなくば、デモの時に投げるものとして扱われているようです。

 日本以外の国で、生卵を食べないのは、サルモレラ菌による食中毒を恐れてのことですが、日本の場合、現代の鶏卵の生産管理システムが、世界最高水準の衛生管理であることがそれを可能にしているということです。
 映画ロッキーの1シーンに、ロッキーが生卵を数個割ってコップに入れ、飲み干すというシーンがありましたが、もしかしたら、日本で撮影したのかも知れません。そうでないとしたら、相当多額の「危険手当」がついていたでしょう。

 食べたくても食べられない、食べる習慣がない以上は「おいしい」とは思わないということでしょう。
 貧乏学生(今や死語かも知れません)が、一番てっとり早く、また、安く空腹を満たすには、卵かけご飯に醤油をかけて食べるというのがいい方法です。電子レンジで解凍するパック入りのご飯は、スーパーの特売で5パック入り袋を500円強で購入できますし、玉子は、物価の優等生です。
 インスタントラーメンのように、添加物とかの心配もありませんし、カルシウムがリンと一緒に溶け出すということもありません。

 牛丼屋に行けば「玉子かけご飯」というのがメニューにのっています。
 ちなみに、大阪第三ビル地下に「松のや」というとんかつ屋があります。
 250円で、ご飯、生卵、海苔、漬け物などの小鉢がついてきます。ご飯と味噌汁は食べ放題です。
 私が学生時代に仕送り日が近くなってお金がなくなっていたとしたら、毎日のように通っていたと思います。


TOPへ戻る