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2023年バックナンバー

雑記帳

ハイブリッド気動車

 令和5年3月18日のダイヤ改正で、大阪発着の特急ひだ25号36号は、五能線で運行している「リゾートしらかみ」の「ブナ編成」をハイブリッド気動車「HB-E300系」で運行されるようになりました。

 名古屋から岐阜の高山方面へ向かう特急「ひだ」は、令和4年からハイブリッド方式の電車(「HB-E85系」)が投入され、令和5年3月18日のダイヤ改正にて大阪発着の便が設定されました。

 ディーゼル車は軽油を燃焼して動力に変えるエンジンを搭載、今でも電化されていない路線で活躍しています。
 乗り心地は、お世辞にもいいとは言えません。

 「HB-E300系」「HB-E85系」は、ディーゼルエンジン発電機と蓄電池を組み合わせて走行する車両です。
 ディーゼルエンジンの動力で発電機を回し、発電力はモーターと蓄電池へ供給されるハイブリッド式気動車です。
 停車時のサービス電源と起動時は蓄電池の電力を使用し、加速時はディーゼルエンジンからの発電力を使用してモーター回転と蓄電池への充電を行います。
 つまり、ディーゼルエンジンで発電機をまわし、その電力でモーターを駆動させて走る「ハイブリッド」方式の電車です。
 トヨタ「プリウス」などのハイブリッド車と同じような仕組で、JR東海が新たに開発しましました。

 すでに、秋田県と青森県を結ぶ「リゾートしらかみ」の「青池」編成に採用されています。
 従来のディーゼル車と比べて二酸化炭素の排出量はおよそ30%カットされるそうです。ディーゼルエンジンも静かで振動もそれほど大きくないという乗り心地だそうです。

 といいますが、私は、五能線を走っている「青池」編成に乗ったことがありますが、乗り心地は、ディーゼル車特有の不快感はありませんでした。
 飛騨高山に行くときは、一度乗ってみたいですね。
 1日1往復ですが。


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