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2023年バックナンバー

雑記帳

パンダ4頭返還 永明の代役どうなる

 和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」の親子パンダ「永明(エイメイ)」「桜浜(オウヒン)」「桃浜(トウヒン)」の計4頭と、東京・上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」が中国に返還されました。
中国に返還されたパンダはこれで15頭となり、飼育・繁殖を通じた交流が続きます。

 帰国に伴う環境の変化はパンダに大きなストレスを与えるそうです。
 ストレスが食欲や栄養の吸収に影響することもあり、血液検査でビタミンやミネラルの血中濃度を測定し、栄養状態を分析して食事内容を調整するとのことです。

 白浜からは、最も多くのパンダが返還されています。
主食の竹は白浜と四川で異なりますが、生活に慣れるまでの間、おやつや果物は白浜で食べていたのと同じものにするそうです。

 中国は、パンダを「飼育や繁殖の研究」という名目で海外に貸し出している。
 あくまで海外に分散して種を保護するという目的で、国外で生まれた個体も返還の対象となるというのは国どおしの約束です。

 日本で今後焦点となるのは、白浜で唯一の雄パンダだった永明の代役です。
 雄パンダがいないと、白浜でパンダが生まれません。


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