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2023年バックナンバー

雑記帳

伊勢丹、フランス展なのにオランダ国旗が

 百貨店大手・伊勢丹新宿店が、令和5年4月5日から開催している「2023 伊勢丹フランス展」の国旗の間違いがありました。

 フランス展にPRに使われているビジュアルで、フランス国旗のはずが、オランダ国旗になっていました。
 縦と横を間違えましたね。
 その理屈でいえば、ドイツ展に、ベルギー国旗を掲揚しかねません。

 フランス国旗とオランダ国旗については、世界的に有名なジョークがあります。

 オランダはケチ(倹約家)で有名です。
 フランス国旗は、旗竿から縦方向に青白赤ですが、長い間掲揚していると、旗竿の反対の部分の赤がほつれてきて見栄えが悪くなり買い換えなければなりません。
 オランダ国旗は、上から赤白青ですが、長い間掲揚し、旗竿の反対の部分がほつれてきても、ほつれてきた部分をはさみで切れば問題なく使えるから、横にしたという話があります。

 日本人は、国旗の模様の縦横・上下・裏表に無頓着です。
 日の丸は、長方形の長辺を横に掲揚さえすれば、模様の縦横・上下・裏表は、間違えようがありませんから。
 日本の旗の掲揚に当たって、模様の上下を間違え、左右を間違え、表裏を間違えるという被害は受けようがありません。というか、間違えられても分かりません。
 また、バングラディシュとパラオが、○の位置関係は違いますが、日本と同じです。
 バングラディシュとパラオが、日本国旗と間違えられても、日本がバングラディシュ旗やパラオ旗と間違えられないでしょう。
 国の有名度があまりにも違います。

 フランス国旗とオランダ国旗を間違える人はいるでしょうが、複数人のチェックがあるはずなのに、間違えることがあるのですね。
 時節柄、ロシア国旗と間違えなくて良かったのではないでしょうか。
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