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2023年バックナンバー

雑記帳

大型連休の旅行者コロナ前並みに 国内過去最高、海外は鈍く

 JTBは、令和5年4月6日、令和5年のゴールデンウイーク(GW。大型連休)の国内と海外を合わせた旅行者数がのべ2470万人と、新型コロナウイルス禍前の令和元年のGWと比べ1%減の水準まで回復するとの見通しを発表しました。

 JTBが消費者アンケートや販売状況、航空会社の予約状況などから、4月25日〜5月5日(出発日ベース)の旅行動向を予測しました。
 国内旅行者数は22年比53%増の2450万人、海外旅行は4倍の20万人を見込んでいます。
 国内と海外を合わせた旅行消費額は9040億円と、コロナ前の令和元年の8割まで回復すると予測しています。

 国内旅行者数は昭和44年の調査開始以来最多となります。
 ただ、海外旅行は円安などが響き、コロナ前の5分の1の水準にとどまります。

 令和5年のGWは5月1〜2日を休みとすれば、4月29日〜5月7日まで9連休となるなど日並びが良いです。
 私も、5月1、2日を休んで、オーストリアとチェコに旅行に行きます。
 私は、個人旅行ですが、航空運賃が高くなりましたね。また、同じホテルを比較すれば、ホテルの代金が上がっているのと、円安で、かなり料金が上がっています。

 ツアーも、円安や航空運賃の高騰に伴い料金が上昇しています。
 各社のツアー料金は令和元年比で30〜70%程度上昇しているそうです。
 「韓国・台湾」も高くなっていますね。もともと比較的安いですから、値上がり幅はたいしたことはありません。

 国内旅行に戻し、JTBによると「居住地域外」を旅行先とする人が増えたそうです。
 コロナ禍では居住地域内の近場の旅行先が人気でしたが、令和5年は「国内は中・近距離志向」(JTB)だそうです。

 旅行各社の国内旅行の予約状況は好調です。
 近畿日本ツーリストは国内旅行の予約が販売高ベースで前年比約2.5倍に増えました。
 日本旅行も国内旅行人員で前年比2.2倍を見込んでいます。
 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などが人気で九州、関東地方から来る旅行者が増加傾向だそうです。

 旅行需要の回復やホテル価格の上昇を反映し、ツアー料金はあがっています。
 近畿日本ツーリストではコロナ禍前の令和元年比で2割超高い水準になっているといるそうで、阪急交通社もツアー料金は3割程度上昇する見込みです。

 ちなみに、観光旅行予定の都道府県は、千葉県、北海道、沖縄県、大阪府、三重県、東京都、兵庫県、神奈川県、石川県、京都府だそうです。

 千葉県にあるのに、「東京ディズニーワールド」ですね。
 三重県には何があるのでしょうか。お伊勢さんくらいしか思いつきません。

 これをみると、関西在住者は恵まれていますね。
 ベストテン内の大阪府、三重県、兵庫県、京都府に日帰りか、1泊2日で旅行できます。
 また、ベストテン外の奈良県や和歌山県にも、日帰りか、1泊2日で旅行できます。
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