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2023年バックナンバー

雑記帳

航空会社のオーバーブッキング

 オーバーブッキングとは、座席数以上に予約を受付ける取ることをいいますが、航空会社では、日常的にオーバーブッキングを行っています。
 航空機に乗っていればよくありますよね。

 運のいい例では、エコノミーで予約して料金を支払っているのに、エコノミーが満席で、ビジネスクラスになったり、ビジネスで予約して料金を支払っているのに、ビジネスが満席で、ファーストクラスになったりします。
 私は、生まれてこの方、ファーストクラスに乗ったのは、このパターンの1度だけです。

 逆に、ビジネスで予約して料金を支払っているのに、ビジネスが満席で、エコノミークラスに変更してくれないかと依頼が1週間くらい前にあったことがあります。
 ビジネスとエコノミーの差額+600ユーロ(約8万円)のクーポン(航空券代金あるいは機内販売。現金に換えると400ユーロ)、エコノミー横4席独占使用でした。
 応じました。
エコノミー横4席独占というのは、案外楽なものです。

 飛行機の座席が足りない場合は、前の便に誘導することがあります。
 早くチェックインした乗客に、1便前でお願いできませんかと依頼します。
 まあ、座席と座席のど真ん中でもなければ、応じてくれると思います。

 保安検査場は出発時刻15分前厳守、搭乗口は出発時刻10分前厳守となっていますから、遅れた人はアウトです。
 普通なら、大目に見るのでしょうが(乗客が定刻になっても来ないので離陸が遅れるということがよくあります)、遠慮会釈なく切捨てます。
 もっとも、最終便とわかっていますから、普通、時間は守るでしょうね。

 その上で、後の便にしてくれるボランティアを募ります。
 深刻な不足かどうかによって金額が異なります。
 金額を上げる場合がありますが、通常、先にボランティアに応じてくれた乗客も同じ扱いをするそうです。
 国内線でも、後の便にしてくれれば1万円(それ以上)差上げますというのは、結構あります。
 1度も応じたことはありません。
 金額がしょぼすぎる様な気がします。

 なお、国内線の座席指定は、事前に可能ということが圧倒的ですから、1日1便や2便だったり、最終便なら、座席指定もしておくというのが賢明です。
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