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2023年バックナンバー

雑記帳

現金化商法にご注意 法外「手数料」、手口巧妙化



 給与を受け取る権利を現金で買い取る「給与ファクタリング」の実態はヤミ金だとということは、一般的に知られてきました。下火になっているそうです。
「ファクタリング」とは、他人が有する売掛債権を買い取って、その債権の回収を行う金融サービスを指します。

 「借金ではない」と顧客を安心させるのが特徴。審査が緩く手軽に利用できる一方、強引な取り立てや法外な「手数料」に苦しむ人は多いとされています。

 「風景写真を後払いで購入し、感想をSNSに投稿すれば宣伝費として現金を支給する」と勧誘する悪徳業者の場合、業者のサイトから現金の融通を申し込んだ。「借金ではないなら安全だろう」と考え、身分証の写真や職場の連絡先などを業者に伝えるとわずか1時間後に2万円が振込まれたのですが、1カ月後に3万5000円を支払う義務が残り、手にした金額との差額1万5000円が事実上の手数料として業者の懐に入る仕組でした。
 期日までに支払いができないと、脅迫めいた取り立ての電話が連日、職場などにかかるようになります。

 利息制限法の上限(年率最大20%)を超える「利息」を取れなくなった業者が規制を逃れるため、手口を複雑かつ巧妙化させた新たな現金化商法に乗出しているとみられます。

 ネット上では、FX自動売買ソフトなどの販売や、領収書を担保にして資金を融通するとうたって、実質的な貸付けをする業者が50社以上、確認されているそうです。
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