本文へ移動

2023年バックナンバー

雑記帳

北海道内ホテル料金急騰「ビジネスホテル」で1泊10万円も

 夏の観光シーズンを迎えた北海道内のホテルや旅館で宿泊予約が取りにくくなり、料金も急騰しているようです。

 外国人観光客らが前年に比べて大きく増え、宿泊需要が新型コロナウイルス禍前の水準にほぼ戻ったことに加え、令和5年7月下旬から北海道内各地で全国高校総合体育大会が開かれることが料金を押し上げています。

 予約サイトでは1室1泊10万円前後の料金を提示するビジネスホテルもあります。
 コロナ禍に素泊まりで1泊1万円しなかったビジネスホテルの部屋の宿泊料金を大幅に値上げしたが予約は絶えないそうです。
 令和5年7月15日からの3連休もほぼ満室で、わずかに残る空室6万円と強気に設定しています。

 北海道内では春ごろから客足が本格的に戻ってきています。
 観光庁の直近の発表資料によりますと、北海道内の令和5年4月の宿泊者数は前年同月比32%増の約228万人で、コロナ禍前の令和元年4月の95%まで回復しました。
 このうち外国人客は前年同月の63倍の約30万7000人で、宿泊需要が高まる中、ホテルや旅館の料金が軒並み上昇しています。

 令和5年7月下旬から札幌、旭川など道内20市町で約1カ月間にわたって開かれる高校総体も料金の高騰に拍車をかけています。
 選手、指導者ら3万人超が参加する予定で、中でも陸上、体操競技などが行われる8月上旬の札幌市内の宿泊料金が大きく跳ね上がっているようです。

 札幌の宿泊業者によると、市内の大手ホテルは高校総体の団体客の予約で早くから部屋が埋まっており、一部のホテルが、宿泊先を見つけられない個人客を狙って強気の料金設定をしているということです。

 予約サイトでは、令和5年8月上旬で1泊10万円前後に料金設定している札幌のビジネスホテルが複数あります。
 令和5年まで1泊1万円だった宿泊料金を20万円に設定しているホテルは、宿泊日が近づいても予約が入らない場合は値下げするそうです。

 ちなみに、ドイツフランクフルトのホテルなどは見本市期間はホテル代金がはねあがります。
 普段65ユーロの東横インフランクフルトも(東横インは、韓国だけでなくヨーロッパにもあります)、見本市期間は400ユーロに跳ね上がります。
フランクフルトでなくても、マインツやヴィースバーデンからなら電車で20分~30分程度ですが、少し値上げするくらいです。
TOPへ戻る