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2023年バックナンバー

雑記帳

スウェーデンのNATO加盟

 トルコが、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を認めました。

 トルコ当局者によれば、クルド人武装組織を巡る問題など、トルコ側の主要な要求で確約が得られたことで行詰まりが打破されたと述べています。
 また、トルコ当局者は、防衛関連の制裁解除という要求についても進展があったほか、関税同盟やビザなし渡航といった問題でも欧州連合(EU)から加盟国間の交渉を加速させるとの同意を得たと明らかにしました。
 もっとも、それだけであったのかどうかはわかりません。

 スウェーデンのNATO加盟は、よいことですね。

 フィンランドは軍事的に見て弱小国ですが、スウェーデンは軍事大国です。
 ロシアがクリミアに侵攻、一方的に併合すると、脅威に対応するため平成30年に徴兵制を復活させ。満18歳に達した男女は全員、最大1年未満の兵役に服しています。
 また、兵役満了後は50歳近くまで予備役登録され、その中でも1万人が年間数十日間の訓練を受けて即戦力として待機しています。

 スウェーデンは、世界有数の兵器開発国で、潜水艦や戦闘機、各種艦艇、対戦車火器などを自国軍で使用すると同時に輸出もしています。

 陸軍は大したことはありません。
 既存戦車をレオパルト2の「A5」型120台を保有し、旧式戦車800台を保有中といわれています。

 海軍は比較的充実していて、特にディーゼル・エンジンで動く通常動力型潜水艦を5隻有しています。国産で、かつ、最先端の長期間潜航可能なAIP(非大気依存推進)システムを搭載しています。
国産ステルス・コルベット5隻も保有しています。

 空軍も国産戦闘機約100機を持っています。

 特に海軍に期待でき、ロシアのバルト海での活動は封じられることになりました。
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