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2023年バックナンバー

雑記帳

一帯一路参加、対中輸出に資せず=イタリア国防相

 令和5年7月30日、イタリアのクロセット国防相は、同国が、令和元年に中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加したことについて「行き当たりばったりでぞっとさせる決定だった」と当時の政権を批判しました。

 イタリアは西側主要国で唯一、一帯一路に参加。同構想を巡っては、中国の地政学的影響力拡大の道具となっているとの指摘があります。

 クロセット氏は、中国からの輸入が増加する一方で対中輸出にはほとんど変化がなかったと指摘。
「現在の問題は(対中)関係を傷つけずにどのように撤退するかだ」と主張した。

 イタリアのメローニ政権は一帯一路からの離脱を検討しています。
 メローニ首相は令和5年7月30日放送の米FOXニュースとのインタビューで「12月までに決断するだろう」と述べた上で、議会での議論や中国政府との協議も必要になると話しました。

 そういえば、AIIBはどうなったのでしょうか。
 AIIBに参加しないと、バスに乗り遅れると主張していた、いわゆる「識者」からの反論は聞こえてきません。 
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