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　令和５年７月５日、スペインのランサローテ島からイギリスのリバプールに向かうイージージェットの飛行機の機内で、飛行機が重すぎて離陸できないため、自発的に飛行機を降りてくれる乗客２０人を募るアナウンスが流れました。

　飛行機は出発時刻から約２時間の遅れが出て、パイロットは「人が多すぎる」「風」「滑走路が短い」と理由をアナウンスしました。

　また、パイロットは飛行機から降りてくれた人には、５００ユーロ(約７万８０００円)を支払うとアナウンスしました。
　オーバーブッキングのため、次便に振り替えてくれたら１万円から２万円のマイル進呈というのは結構目にします。
　札幌便など、１便遅らせても、次の便に乗れたら十分ですね。

　イージージェットは、結構有名なイギリスのＬＣＣで、私も複数回搭乗したことがありますが、あまり嫌な目にあったことはありません。
　運がよかっただけかも知れませんが・・

　結局１９人が、飛行機から降り、５００ユーロをもらい、無事、出発できたそうです。

　リバプールからスペインのランサローテ島の飛行機便ですから、ビジネスではなく、休暇を楽しむための便ですね。
　あまり、ヨーロッパの休暇は長いですから、１日遅らせたからといって、どうってことがんいと思った人が多かったのかも知れません。

　もう１つ考えられるのは、そんな、ぎりぎりで飛行する航空機に乗って、墜落されてもかなわない、それなら、翌日の便でいいかと思った人もいたはずです。