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 政府と東京電力は、令和５年８月２４日、福島第一原発にたまりつづけている処理水を海に放出開始しました。


　環境省ホームページ
　ALPS処理水を海洋放出するにあたり、放出するトリチウムの年間の総量は、事故前の福島第一原発の放出管理値（年間２２兆Bq）を下回る水準とする方針です。

　汚染水をＡＬＰＳで、トリチウム以外の放射性物質を、影響のないところまで処理できるということは、ＩＡＥＡが確認していることですし、福島第一原発が再稼働したと仮定したときより少ない量のトリチウムが放出されるということです。

　私は、海産物について、国産であれば、スーパーで原産地をわざわざ見て買う買わないをきめるということはしません。
　今までどおりです。
　また、関西電力の若狭湾にある原子力発電所で、福島第一原発廃炉後に放出されるトリチウム以上のトリチウムが排出されているわけですから、あまり、考える意味はなさそうです。

　ちなみに、中国が反対するのは自由ですが、その前に、中国の原子力発電所から排出されるトリチウムをださないようにすること、また、中国の漁船が、日本の排他的経済水域（EEZ）に回遊する前に公海でサンマを獲ってしまうのは禁止すべきでしょう。