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2023年バックナンバー

雑記帳

関東大震災

 今日で、大正12年9月1日、関東大震災が発生してから100年だそうです。私の亡父が13年生まれですから、生きていれば99歳という遠い昔のことです。
 また、関東でおきたということで、あまりピンときません。

 神奈川県および東京都を中心に隣接する茨城県・千葉県から静岡県東部までの内陸と沿岸に及ぶ広い範囲に甚大な被害をもたらし、死者・行方不明者は推定10万5000人で、明治以降の日本の地震被害としては最大規模の被害となっているそうです。

 関東大震災では、焼死が多かったそうです。死者行方不明者の9割程度ということになります。
 当時、木造住宅が密集していた当時の東京市(東京15区)などで火災が広範囲に発生したからだそうです。
 正午前ということもあって、食事の準備のために火を使っている家庭も多く、強風や水道管の破裂もあり、消火まで3日を要したそうです。

 ラジオは、日本では大正14年に放送開始されたそうで(アメリカで放送が開始されたのが大正9年)、ラジオがあれば、被害が少なくなっていたともいわれます。

 ちなみに、私になじみのある阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)では、家屋倒壊による圧死が多く、火災も、消防車が入らないという理由で焼失した家が多かったですね。
 東日本大震災では、津波による溺死が多かったです。平均寿命を縮めてしまうほどの死者でした。

 関西トラフ大地震が、近い将来発生するとの予測がなされています。
 防災につとめたいものです。
 といっても「天災は忘れたころにやってくる」ということですから、何ともいえません。


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