本文へ移動

2023年バックナンバー

雑記帳

ダウン症

 日本は、晩婚化が進んでいます。

 ダウン症が多くなっているといわれています。
 ダウン症は医学的には「ダウン症候群」と呼ばれる、先天的な疾患です。
「症候群」ですから、原因はわかっていないのですね。
 治療方法はありません。

 一般には、ダウン症を「知的障害」が主な症状ととらえています。
 しかし、「知的障害」だけではなく、生まれつきの染色体異常により、目や耳、心臓や脳などに障害が現れ、その症状は様々だそうです。

 ダウン症は21番目の染色体に異常がみられる場合に起こる症状です。
 染色体は男性と女性で異なり、女性は44本(22対)とX染色体・X染色体、男性は44本(22対)とX染色体・Y染色体となっています。

 この染色体が卵子や精子になるときに、1本ずつ23本に分かれますが、うまく分かれることができずに24本になってしまう卵子や精子が受精するとダウン症になるといわれています。

 原因は不明ですが、一般的には高齢出産や栄養不足がダウン症と相関関係が高いといわれています。

20歳 1/1667(0.05%)
30歳 1/952(0.10%)
35歳 1/378(0.26%)
40歳 1/106(0.94%)
45歳 1/30(3.33%)

 ダウン症における染色体異常の原因を調べたところ、4分の3が卵子由来の染色体異常で、残りの4分の1は精子由来の染色体異常との研究結果もあるそうです。

 出産する女性の年齢だけでなく男性の年齢も関係しており、夫婦ともに高齢の場合はダウン症の子が生まれる確率が高くなると考えられます。
TOPへ戻る