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　厚生労働省は、令和５年８月２９日、人口動態統計速報を公表しました。
　令和５年上半期（１月～６月）の出生数は３７万１０５２人で、前年同期と比べて１万３８９０人減少しました。２年連続で４０万人を下回り平成１２年以降で過去最少となった。
　令和４年人口動態統計月報年計（概数）では、出生数が７７万７４７人となり、明治３２年の統計開始以来初めて８０万人を下回り、過去最少を更新。少子化に歯止めがかからない状況が続いています。　

　なお、人口動態統計は、出生・死亡・婚姻・離婚・死産の届出書などから市区町村が作成した人口動態調査票を集計したもので、日本における日本人、日本における外国人、外国における日本人を含んでいます。

　一方、死亡数は前年同期比２万０５０３人（２．６％）増の７９万７７１６人でした。
　出生数と死亡数の差である自然増減数はマイナス４２万６６６４人となりました。
　単純に２倍すれば、１年８５万人となります。
　８５万人といえば、以下の県の人口を上回ります。

佐賀県８１万１４４２人
山梨県８０万９９７４人
福井県７６万６８６３人
徳島県７１万９５５９人
高知県６９万１５２７人
島根県６７万１１２６人
鳥取県５５万３４０７人