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2023年バックナンバー

雑記帳

スイッチを入れる前から録音できるICレコーダ

 ICレコーダに、録音スイッチを入れる一定時間前から録音できますという機能を売物にしている機種があります。
 「なぜ過去の分が録音できるのか」と不思議に思う人がある方がおられるかも知れません。
 本当に過去の分が録音できるのなら「タイムマシン」級の発明ですね。

 しかけは、ICレコーダに電源スイッチを入れると、録音ボタンをおさなくても、自動的に録音が開始されます。
 メモリにもよりますが、何十分かの会話は常に録音されているということになります。
 録音ボタンが押されない限り、新しく録音された分を録音するごとに、前に録音された分から自動で消えてゆき、絶えず、何十分の会話が、ICレコーダのメモリに蓄積されています。

 会議や話合いなどがあって、録音する必要がなければ、録音する部分がなければ、スイッチを切れば、電源をスイッチを切ると、メモリは揮発性ですから自動的に消滅します。

 ある重要な発言があったとき、録音ボタンを押せば、何分か分が、ICレコーダのメモリに蓄積されていますから、その分は、保存しておくことになります。
 録音ボタンを押す前、ICレコーダのメモリに蓄積された分と、録音ボタンを押したとき、新たに録音する部分は、ICレコーダのメモリに蓄積された分と「つぎめなし」(シームレス)に録音するという「しかけ」になっています。

 考えてみれば不思議なことはないですね。

 今の法律事務所の弁護士が使っている電話は、たいてい、この録音装置がついていると考えて間違いないと思います。
 法律事務所に電話をかけるのなら、録音されていることを前提に、電話をおかけください。
 なお、私は、電話機が買い取りで、6年の減価償却期間は、とっくにすぎていますが、使ったのは1度だけです。
 このところ、あまり、殺伐とした事件は扱っていませんから。

 テレビの録画にHDDを使うのが増え、また、HDDの容量が増えました。
 テレビが指定された全チャンネルの録画を大容量HDDに記憶していて、自宅に帰って、朝刊と夕刊を見て、見たい番組のみを取出して見るということも可能になっています。
 数日分大丈夫という機器もでています。 
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