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2023年バックナンバー

雑記帳

青木率

 「青木率」「青木の法則」という政治用語があります。

 もと参議院議員の青木幹雄が唱えたとされる法則です。

 内閣支持率と与党第一党の政党支持率(青木率といいます)に関する法則であり、この2つを足した数字が50を下回った場合に政権が倒れるとされています。

 時事通信の調査(令和5年10月12日公表)によりますと、各党の支持率は、自民党が21.0%、日本維新の会が3.9%。立憲民主党と公明党がともに3.1%、共産党1.7%、国民民主党1.4%、れいわ新選組1.1%、社民党0.3%、参政党0.2%、「支持政党なし」は61.1%でした。

 岸田内閣を「支持する」と答えた人は、26.3%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は47.4%でした。

 青木率を計算すると、内閣の支持率は26.3%+自民党の支持率が21.0%で、青木率は48.3%です。

 時事通信は、朝日新聞、東京新聞などと並んで、左派メディアですから、アンケート回答者は迎合的な回答をして、岸田内閣支持率、自民党支持率も低めに出ます。また、「支持政党なし」61.1%ですから、「どちらかといえば○○党に共感する」という選択肢がないことがわかり、通常の世論調査なら50は超えます。

 政権が倒れる見込みはなさそうです。

 令和5年10月20日ころに臨時国会が閉会します。
 臨時国会での解散総選挙はあるのでしょうか。
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