2023年バックナンバー
雑記帳
テルアビブからの邦人の脱出
ハマスによるイスラエルのテロ、それにともなう、イスラエルのガザ地区への地上軍侵攻が目前に迫っています。
イスラエル自体も安全ではありません。
ガザからの攻撃はないでしょうが、レバノンのテロ組織であるヒズボラからの攻撃がないとはいえません。ハマスと違い、それなりの軍事力があります。
政府関係者によると、イスラエルに滞在する日本人退避のため、政府が手配したチャーター機が、邦人8名を乗せて、令和5年10月14日、テルアビブ近郊の空港からアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに向けて出発しました。
これとは別に、韓国政府がイスラエルから韓国人を退避させるために軍の輸送機を派遣し、令和5年10月14日未明にテルアビブを出発しましたが、日本人51人が便乗ししています。
日本政府が手配したチャーター機で脱出しても、韓国空軍機で脱出しても、どちらも同じ日ですから、問題がないように思います。
日本政府のチャーター機はドバイまでで、3万円の実費が必要だったそうです。ドバイから日本に帰る場合、ドバイと日本との間の飛行機代は自腹となります。8名しか希望しませんでした。
これに対し、韓国空軍機は、無料ですし、また、ソウルまで便乗できるということで、日本に帰る飛行機代は、韓国・日本間のみの負担ですみます。51人希望しました。
私なら、ただで、ソウルまで連れて行ってくれる韓国空軍機に乗せていってもらいます。
8人対51人の差は、そこから出たと考えられます。
ちなみに、それまでに、民間の定期便で、ギリシャなどの他国に脱出した邦人もいたそうです。トルコ航空は運休にしましたが、ギリシャの飛行機で運休になっていない便もあったそうです。