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2023年バックナンバー

雑記帳

ハマスのイスラエル奇襲攻撃、韓国も同様の危険

 ウクライナに続きイスラエルも戦闘状態となりました。
アメリカは、令和4昨年2月、ロシアがウクライナを侵攻したことで米国はウクライナ支援に全力を傾けてきました。
 さらに、令和5年10月、ハマスがイスラエルに奇襲攻撃をかけ、空母「ジェラルド・R・フォード」を中心とした艦隊が地中海に入ります。

 アメリカ軍が手薄になったところで、台湾有事と朝鮮半島有事が考えられますが、ハマスのイスラエルへの奇襲攻撃は、朝鮮半島有事の参考になります。

イスラエルの対空防衛システム「アイアンドーム」は、周辺諸国からのミサイル攻撃に90%以上の迎撃率を記録してきました。
 令和5年5月に、ハマスが、ガザ地区から合計270発以上のロケット砲をイスラエルに打ち込んだ際、アイアンドームはそのほとんどの迎撃に成功し、イスラエル領土に落下したのはわずか3発でした。
 今回、ハマスは2500発から5000発以上のロケット砲を、雨あられのように打ち込んだため、アイアンドームも完全迎撃には失敗しました。

 北朝鮮からの攻撃があるとすれば、約20万人規模とされる北朝鮮の特殊作戦軍が韓国国内深くに侵入し、要員の暗殺や基幹施設などを破壊する可能性があります。
 ある韓国軍筋は「北朝鮮もハイブリッド作戦を発展させており、今回の戦争も決して人ごとではない」と警戒しています。
 北朝鮮は、開戦から1時間以内に長射程砲で最大1万6000発の砲弾を首都圏に降らせると予想されているが、これもハマスのロケット砲以上の威力と正確度を持つといわれています。
韓国製の迎撃手段(LAMD)開発など対策は開発途上です。
 また、最大1万6000発の砲弾を迎撃することは不可能です。

 もともと、北朝鮮の軍事境界線とソウルとの間は50キロメートル程度しか離れていません。
 ミサイルは不要で、大砲(長距離砲)で十分届きます。
 そして、ソウルが壊滅状態になれば、韓国は、ほぼ終わりです。
 なぜ、休戦ラインからすぐそばに、首都をおき、首都に人口を集中させるというのが、最初から誤っています。


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