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2023年バックナンバー

雑記帳

日本の街にはゴミ箱が少ない

 日本の他の先進国に旅行に行くと、ゴミを捨てるゴミ箱が結構あり、ゴミが捨てやすいと感じます。
 ちゃんとした金属製のゴミ箱から、パリなど鉄の丸い輪にビニール袋をつけただけの簡単なものまで様々です。
 ただ、日本は、道路にゴミが少ないですね。日本より、道路にゴミの少ない国がどこかといわれると答えに窮します。

 昔は、道路に、結構ゴミ箱がありました。
 もっとも、オウム真理教の地下鉄サリン事件などのテロ対策というわけでもなさそうです。

 ゴミが出たが、ゴミ箱がなければどうしますか。
 私は、とりあえず、カバンの中にいれてあるビニール袋に入れます。カバンにビニール袋は複数入れています。
 駅で捨てることもあれば、公衆トイレで捨てることもあります。捨て忘れて、家まで持って帰ってしまうこともあります。
 コンビニにもゴミ箱がありますが、コンビニのゴミ箱に捨てるのは(昔は、店外にもありましたが、現在は、店内にのみおいてあるコンビニが多いです)、少し抵抗がありますね。

 いつころから日本人は、ゴミをポイ捨てしなくなったのでしょうか。
 昔は、結構ゴミ箱がありましたが、ゴミを捨てずに持って帰って途中のゴミ箱に入れるという習慣とともに必要なくなったのでしょう。

 新幹線や特急列車では、お弁当の空箱やペットボトルなどを捨てるところが乗降口のあたりにありますから、食べた直後に持って行くか、降りるとき持って行くかですが、降りるときに捨てるのは、結構、人の流れを乱して邪魔になりますから、直後に捨てに行くことにしています。
 ただ、新幹線の場合は、ゴミ箱の位置がわかっていて、捨て慣れていますから、降車するとき捨てることもあります。

 外国の電車は、座席の横にゴミ入れが備え付けられている列車が多く、サンドイッチの包装紙やペットボトルを捨てることができます。
 楽ですが、折り返しの電車にゴミが一杯では、あまりいい気はしません。ある程度の長距離列車でも、清掃はあまりされていません。

 ゴミ箱の少ない日本は不便ではありますが、外国のように、ゴミ箱があって、そこに、うずたかくゴミがあり、ゴミ箱の外にもゴミが落ちているというところをみると、あまりいい気はしません。

 毎日風呂に入る習慣とか、玄関で靴を脱ぐという習慣とかを含め、清潔好きは、日本の国民性なのでしょうか。
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