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2023年バックナンバー

雑記帳

東芝、上場廃止へ「物言う株主」との決別へ



 東芝は、令和5年11月22日、東京都内で臨時株主総会を開きました。

 東芝を買収した日本産業パートナーズ(JIP)などの国内連合が一般株主の持分を強制的に買取れるようにするための株式併合について、総会での特別決議が可決されました。
 東芝株は令和5年12月20日に上場廃止となり、上場企業としての74年にわたる歴史は幕を閉じます。

 短期的な収益を求める海外ファンドの「物言う株主」と手を切り、非上場化することで、社会インフラや量子といった技術力を生かし、腰を据えて成長戦略を実行することを目指すとしています。

 9300万株当たり1株に統合し、一般株主の持ち分は1株に満たない端数となります。
 JIP陣営は一般株主から残りの株式を買い取り、東芝を完全子会社化します。

 東芝の再生はなるでしょうか。


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