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2023年バックナンバー

雑記帳

子どもの国際学力調査 日本は順位上昇 世界トップレベルに

 「PISA」(学習到達度調査)と呼ばれるこの国際学力調査は、OECDが嫉視していて、世界の15歳の子どもを対象に数学や科学の活用能力、それに読解力の3つの分野の学力について3年に1度調査しています。
 令和5年の調査は、新型コロナの影響で予定より1年延期され、4年ぶりに実施されました。
 世界81の国と地域からおよそ69万人が参加し、このうち日本からは183校およそ6000人の高校1年生が参加しました。

 すべての分野で平均得点や順位が上昇して世界トップレベルとなりました。
 前回の平成30年と比べ3分野すべてで平均得点が上昇し、81の国と地域における順位は、課題とされてきた「読解力」が前回の15位から3位に上昇し、「数学的リテラシー」は6位から5位に、「科学的リテラシー」は5位から2位となりました。

 文部科学省は、コロナ禍での休校期間が他国に比べて短かったことや、学校現場の取り組みなどが影響したとみています。

 文部科学省は今回の結果について、コロナ禍で休校した期間が他国に比べて短かったことや、学校現場で授業における取り組みが進んだこと、それにICT環境(コンピュータなどのICT機器を教室や授業に取り入れて活用する環境)の整備が進み、パソコンで受けるPISAの試験に慣れたことなどが影響したとみています。

(数学的リテラシー)
シンガポール
マカオ
台湾
香港
日本

(科学的リテラシー)
シンガポール
日本
マカオ
香港
韓国

(読解力)
シンガポール
アイルランド
日本
韓国
台湾

 読解力2位のアイルランドを除いて、すべてアジアですね。
 また、
 いわゆるG7など「大国」と呼ばれる国では日本のみです。
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