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雑記帳

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ゴールデンルート

 コロナ禍も一服し、外国人旅行者が激増しています。

 ゴールデンルートと呼ばれる旅程があります。「定番」ですね。
 例えば、日本人がイタリアに8日間で旅行しようとすると、1機中泊を除いて6泊、ローマ2泊、フィレンツェ2泊、ベネツィア1泊、ミラノ1泊が典型です。
 また、フィレンツェを1泊にして、ミラノを2泊にするツアーがあります。
 逆コースもあります。

 日本の旅行にも、初心者向けの「ゴールデンルート」というのがあるようです。
 成田空港や羽田空港から入国し、東京周辺の観光スポットを巡ります。
 外国人の通常の観光のほか、買物ツアーが必須だそうです。
 秋葉原や新宿の家電量販店をめぐっての家電購入、デパートなどでの化粧品購入、ヨーロッパのブランドショップにでのブランド品購入などです。
 そして、ディズニーワールドや日光東照宮観光、箱根、富士山などをバスで経由して、京都の名所旧跡を見て、大阪の観光、、東京で買いたりなかった分の家電、化粧品、ブランド品購入、ディズニーワールドの代わりにユニバーサルスタジオ観光、関西国際空港から帰国するというルートだそうです。
 基本的に、移動はすべてバス、ツアーによっては、京都・新大阪間の新幹線体験乗車もあるそうです。
 新幹線は高いですからね。
 もちろん、その逆を行くコースもあります。

 ある程度の日数をかけて旅行する場合は、出発空港は同一、往路到着空港と帰路出発空港を違うところにするのが普通です。
 航空券は、いわゆる「オープンジョー」(直訳で「開いた『あご』」)となります。

 もっとも、海外旅行者にリピーターが増えてきました。
 また、団体旅行ではなく、個人旅行も増えてきました。
 ゴールデンルート=定番だけではなく、こんなところに外国人観光客がということが増えました。
 ただ、いつの時代にも「初心者」はいるもので、ゴールデンルート=定番が廃れることはありません。
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