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2015年~2017年バックナンバー

正月休み

正月休みを利用して海外旅行にいってきました。

 裁判所は、御用納めから1月3日までは仕事をしません。
 厳密に言えば、刑事の令状は、24時間365日営業ですから例外です。
 私は、大阪地方裁判所の裁判官になりたての昭和56年1月1日午前の令状当番をさせられました。
 当時の大阪地方裁判所の元旦の令状当番は、刑事公判部(令状部=第10刑事部が除かれます)の最年少の裁判官の役割です。
 今もそうでしょうか。


 去年から今年にかけて、御用納めが12月26日(金曜日)でしたから、12月27日、28日、29日、30日、31日、1月1日、1月2日、1月3日、1月4日(日曜日)まで、裁判所は、刑事の令状部を除いて9連休でした。
 ちなみに、法律事務所は、ほとんど1月5日までは仕事をしません。
 この正月は、原則、10連休ということになります。

 オーストラリアのパースと近郊は最高気温が37度、タイのバンコクとパタヤは最高気温が33度と暑かったですが、朝、目が覚めても「今日仕事をしなくていい」と、2度寝できるというのは、ある意味「極楽」でした。
 そもそも、ツアーに参加する日を除いて、タイマーをセットする(モーニングコールを頼む)必要がありません。

 どの日も快晴でしたが、私の「日頃の行い」というより、もともとパースの夏の気候は雨がふることが珍しく、バンコクやパタヤは乾期で、あまり雨は降りません。

 その昔、そうとう日に焼けて、言い訳するのに苦労しましたから、日焼け止めを塗るなど万全の体制で臨んだつもりですが、やはり日焼けはしています。


 円の価値が低くなったことを痛感させられました。
 2年間で、1ドル80円から120円、ドルに対して円が3分の2の価値になりましたから、当然といえば当然です。オーストラリアドルもタイバーツも例外ではありません。

 もともと物価の安いタイは、それでも、円の使い出がありましたが、オーストラリアは、何を買っても、何をしても、日本より高くなっていました。


 「充電」と思うか「放電」と思うかは人それぞれでしょう。

 ただ「そんなヒマがあるなら、自分の事件を早くやってくれ」と依頼者が考えていることは間違いないでしょうが・・・
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