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2015年~2017年バックナンバー

十日戎

平成27年1月9日早朝に、地元の「西宮えびす」にお参りしてきました。

 土日にお参りすればよいようなものですが、「西宮えびす」は「福男一番乗り」で全国中継されるほどの有名な神社ですから、参拝者が「半端」ではなく、早朝を除いて、「人」「人」「人」です。
 一時間以上行列に並んだこともあり、季節柄、風邪をひいたら大変です。

 普段は乗らないバスで阪神西宮駅にいったとき、選挙の掲示板を見かけました。

 兵庫県議会議員の補欠選挙が行われるようです。
 告示日・平成27年1月16日、選挙期日・平成27年1月25日・選挙すべき議員の数2人とのことです。

 欠員2人のうち1人は「号泣議員」野々村隆太郎氏です。
 ちなみに、「号泣議員」野々村隆太郎氏が辞任したため、1億数千万円の費用がかかるそうです。
 人騒がせな話です。


 平成26年1月10日には、全国放送される「福男選び」があります。
 応募資格・競技要項を見てみたのですが、参加者は「男性に限る」という項は見当たりませんでした。
 もっとも「福娘選び」ではありまんから、男性限定なのかもしれません。


 ちなみに、「えびす様」は、商売繁盛の神様ですが、弁護士業が「繁盛する」というのは、「事件が多い」ということになって「不幸な人が多い」ということを意味します。
 もちろん、来るときは不幸でも、事件が終了したときに幸福になっていただくのが、私たち弁護士の仕事でもありますが、弁護士に依頼しないで一生過ごす方がいいに決まっています。

 医師、弁護士、神職者(「お坊さん」)は、聖職といわれます。
 ただ、聖職者は、すべて「他人の不幸で飯を食っている」職業人でもあります。
 医師は「身体」の病を治し、弁護士は「社会」の病を治し、聖職者は「心」の病を治します。
 すべて「不幸」があることを前提に、「より」「幸福な方向にもっていく」というのが仕事です。

 私は、「福笹」は、受付や応接室ではなく、執務室に置いています。
 「招き猫」は、まず、普通の弁護士は置きません。
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