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2015年~2017年バックナンバー

鳥谷選手の去就

平成27年1月9日、阪神球団は、海外FA宣言していた鳥谷敬内野手(33)が残留することが決まったと発表しました。

 理由はわかりません。
 メジャー契約のオファーは届いていないかもしれません。
 あったとしても、控えにすぎなかったのかもしれません。

 鳥谷選手は球団を通じ「海外FA権を得て、FA宣言をさせていただきましたが、熟考に熟考を重ねた結果、残留することを決意しましたので皆様にお知らせさせていただきます。決定が遅くなってしまい、ファンの皆さん、球団の方々、選手の皆さんにはご心配をおかけしました。『リーグ優勝』、『日本一』を勝ち取り、その喜びを共に分かち合えるよう、今シーズンも全力でプレーさせていただきたいと思います」とコメントを出しています。

 阪神タイガースにとって、朗報です。
 阪神は、このオフに補強が全くといっていいほどできず、心細い限りでした。

 阪神は年俸3億円からのアップ提示と複数年の大型契約で慰留していましたから、もう大リーグ移転はないでしょう。


 日本人内野手は、大リーグで通用するのかという議論があります。


 投手(野茂投手・上原投手・黒田投手・ダルビッシュ投手・田中投手)と外野手(イチロー外野手・松井外野手)については、十分やっていけると言うことは疑問の余地がありません。

 投手は、日本で大活躍しているというわけでもなかったのに、大リーグで大活躍している選手がいます。
 外野手は、日本の超一流選手が、大リーグの超一流、一流選手として活躍しています。


 捕手は、おそらく無理でしょう。英語が話せない時点でアウトですね。
 なったところで、内野手と同じく、「殺人スライディング」でシーズン途中で負傷して棒に振るというパターンでしょう。


 内野手は、日本のスタープレーヤーでも苦労をしています。

 松井内野手、井口内野手、岩村内野手、中島内野手などは、そこそこ活躍しましたが、投手や外野手に比べると見劣りします。

 大リーグでは、人工芝がほとんど無く、人工芝に慣れ親しんだ日本人内野手は、天然芝や土に転がるゴロに対応するのが難しいと言われています。

 また、大リーグでは、両手で野手の足を払うようなスライディングは当たり前で、内野手は「殺人スライディング」に対応できるだけの技術がなければ、試合に出続けることはできないのが一つの理由です。
 投手や外野手は、塁を死守する必要がありません。


 鳥谷敬内野手も、メジャーにいかなくて正解だと思います。

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