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2015年~2017年バックナンバー

風刺画

平成27年1月7日、フランス・パリ11区(パリは、ルーブルやシテ島を1区とする時計回りの渦巻きの順で20の区になっています。11区に観光名所はありません。10区にはパリ北駅と東駅がありますから、日本人観光客も結構います)にある風刺週刊誌を発行している「シャルリー・エブド」本社に覆面をした複数の武装した犯人が押入り、職員を襲撃し、警官2人、編集長、風刺漫画の担当記者らを含む12人を殺害するという事件が起きました。

 警察官に「とどめ」をさしているところが残酷でしたね。

 特殊部隊により犯人は射殺されましたが、エアアジア機墜落と並んで、今年の世界の大ニュースです。

 奇しくも、平成27年1月7日に発売されたシャルリー・エブドには、イスラム過激組織を挑発するようなイラスト」が掲載されていました。

 イスラム教では、預言者の肖像画は描かないのですが、シャルリー・エブドは、ムハンマドの風刺漫画が、たびたび掲載されていました。

 フランスの「風刺漫画」は、「やりすぎ」という感じがしないでもありません。

 「ムハンマド」を題材にした漫画を掲載を見たイスラム教徒は怒るでしょうね
 テロをしてもいいとはいいませんが・・


 フランスの「風刺漫画」は日本も揶揄されています。

 フランス国営テレビ「フランス2」の討論番組の司会者は「日本のキーパーはとても強かった」と誉めたえうで、「福島の影響だとしても驚かないね」と、腕が4本ある川島の写真を出しました。

出典i.dailymai.co.ukl

 この放送が物議をかもし、日本政府も公式に抗議しましたが、司会者は「コップの中の津波じゃないか」と発言し、さらに問題となりました。

 ちなみに「コップの中の嵐」は、日本独自のことわざではなく、英語なら「Storm in the cup」といわれる、結構、ポピュラーなことわざです。

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