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2015年~2017年バックナンバー

21世紀枠

 平成27年春の選抜高校野球大会の出場32校が決まりました。

 各地区大会の優勝校、準優勝校など実力で選ばれたのは、東海大四(北海道)、仙台育英(宮城)、大曲工(秋田)、八戸学院光星(青森)、浦和学院(埼玉)、木更津総合(千葉)、常総学院(茨城)、健大高崎(群馬)、東海大菅生、二松学舎大付(以上東京)、静岡、県岐阜商、敦賀気比(福井)、松商学園(長野)、天理、奈良大付(以上奈良)、立命館宇治、龍谷大平安(以上京都)、大阪桐蔭、近江(滋賀)、宇部鴻城(山口)、岡山理大付、米子北(鳥取)、英明(香川)、今治西(愛媛)、九産大九州(福岡)、九州学院(熊本)、神村学園(鹿児島)、糸満(沖縄)。

 21世紀枠には豊橋工(愛知)、松山東(愛媛)、桐蔭(和歌山)の3校が選出されました。


 桐蔭高等学校は、和歌山県立高校で、私が卒業した高等学校です。
 私が在学中も、野球部の活動が活発で、野球部員は「学業とどちらが大切なの」という生徒が多かった記憶があります。

 神奈川県の桐蔭学園(私立)と、大阪府の大阪桐蔭(私立)とは関係がありません。
 ちなみに、大阪桐蔭は、今大会も、実力で出場しています。


 和歌山県立桐蔭高等学校は、旧制和歌山中学校です。
 「和歌山1中」ですね、という方もおられますが、和歌山「1中」「2中」「3中」というほど和歌山市は大きくなく、和歌山市内の旧制中学は「和歌山中学」と「海草中学」(現・向陽高等学校)2校です。

 旧制和歌山中学校の野球部が創立されたのは明治30年です。

 そして、大正10年の第7回の夏の大会、そして翌年大正11年の第8回夏の大会で史上初の連覇を達成します。
 その他、春夏あわせ準優勝3回しています。当時は、全国最強の中学校だったのでしょう。

 和歌山県立桐蔭高等学校になってからも、昭和23年の夏の大会で準優勝、昭和36年の夏の大会で準優勝しています。

 ちなみに、阪急、近鉄などで監督をつとめた亡西本幸雄監督は、和歌山中学校の出身です。

 なお、和歌山県は、サッカーよりも野球がさかんなため、J1はもちろんのこと、Jリーグのチームはありません。

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