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2015年~2017年バックナンバー

えひめ丸

平成27年2月10日、宇和島市の宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」がハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦に衝突されて沈没し、9人が犠牲になった事故から14年になり、高校で慰霊の式典が行われました。

 宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」は、平成13年2月9日(日本時間10日)に、ハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦に衝突されて沈没し、生徒や指導教官、乗組員の合わせて9人が犠牲になりました。

 早いものですね。

 もちろん、事故も悲惨でした。
 将来ある高校生が犠牲になりました。


 あと、これで政治も動きました。

当時の森喜朗首相は、事故発生時に休暇を取りゴルフをプレーしていましたが、事故の一報を聞いた後も、そのままゴルフ場に留まり首相官邸に戻らなかったため、大きな問題となり、森首相は内閣総理大臣を辞任しました。

 もちろん、当時の森喜朗首相が、ゴルフを切上げ首相官邸に戻ったとしても、日本政府が海難事故に遭った生徒らを救出できるはずもありませんが、重大事件の時に、政府の最高責任者が不在ということは、責められるべきです。


 なお、お国柄の違いを象徴するような出来事があります。

 平成26年4年4月16日午前8時48分、韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故が発生しました。

 事故発生から1時間以上経過した平成26年4年4月16日午前10時ごろ、朴大統領が書面で初めて報告がなされました。
 それから、朴大統領が、午後5時ころ、中央災難安全対策本部に出向くまでの7時間、朴大統領と秘書官らとの対面での報告も、大統領主宰の会議もなかったということが判明しました。
 いわゆる「空白の7時間」です。

 その事実を受けて、世間では「大統領はあの日、ある場所で誰かと密会していた」といううわさが流れた」のだそうです。

 あれだけの大事件で、政府の最高責任者が、主宰の会議も開かず、大臣や秘書官にも対面していないということ自体が異常です。

 朴大統領は「セウォル号」沈没事故より「大切な」「何か」があったと疑うのが通常でしょう。
 「セウォル号」沈没事故より「大切な」「何か」とは、いったい何かということですね。

 このことは、朝鮮日報という韓国の新聞が報道しました。
 朝鮮日報を引用し、ほぼコピペで報道した産経新聞の記者が、刑事裁判にかけられ、韓国外に出られない状態になっているということは皆さんご存じのとおりです。
 噂の内容について、朝鮮日報は「言うもはばかられる」と表現していますが、産経新聞は「男性と会っていた」と表現していて、そこだけが違います。

 ちなみに、朝鮮日報には全くお咎めなしです。

 日本なら、弾劾裁判で、大統領の地位を奪われても仕方がないところでしょう。

 もともと、日本は、大統領制ではなく議員内閣制なので、弾劾裁判はありませんが、衆議院議員による不信任案が可決されるまでに辞任するところですね。

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