2015年~2017年バックナンバー
済州島への航空便
ホテルは空港から近く、ホテルの高層階で、オーシャンビューでしたから、窓から、海がよく見え、海岸線に沿ってある空港を離発着する飛行機がよく見えました。
ツアーで航空機とホテルを申込んでいたら、低層階で庭しか見えませんでした。
出発が、午前9時集合(2日目)、午前10時(3日目)ということで、空港を離発着する飛行機を、ながめていました。
日本航空や全日空の便は見られません。
といいますが、既に飛んでいません。
済州連合ニュースによりますと、済州特別自治道によると「大韓航空は現在週7往復運航する東京、大阪―済州線の直行便の運航回数を平成26年12月から平成27年3月までそれぞれ週5往復に減らす。現在週3往復運航している大韓航空の名古屋―済州線と、アシアナ航空の福岡―済州線は同期間の運航が中断」されています。
急速な円安進行と日韓関係の冷え込みにより、済州島を訪れる日本人観光客の搭乗率が落ち込んだためで、大韓、アシアナ航空の済州島と日本を結ぶ直行便の搭乗率は50%程度に落ちているそうです。
他方、平成26年12月5日、韓国国土交通省は、済州島の空港利用客増加に備えたインフラ拡充をめぐり、新空港を建設するか、既存の済州国際空港を大規模拡張するかについて本格的な検討に着手すると発表しました。
済州島を訪問する観光客は毎年増加していて、平成26年10月下旬に史上最速の年間1000万人を突破したという報道がありました。
中国人旅行客の増加ですね。
中国人は、30日以内の済州島内のみの観光目的で、入国時に3ヶ月以上のパスポートの残存期間があればは査証不要となっています。
済州島に直接入る直行便を往復とも利用する便を利用しないとビザ無しでは行けず、釜山やソウルで乗継いで済州に入ることは認められておらず、また、中国人が、済州島からソウルや釜山行きの飛行機に搭乗するときは、ビザがいるようです。
ある意味、中国人旅行客が増加していますから、かえって、日本人旅行客が減少しているという事情もあるようです。
中国人のマナーの悪さには定評がありますが、中国人の中でも、ビザが下りない中国人が大挙して押し寄せるということですから、大変な状態になっています。