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2015年~2017年バックナンバー

富裕層

 「富裕層」とは、どう定義されているでしょう。

 RBCウェルス・マネジメントなどの調査による富裕層の定義は、主な居住用不動産、収集品、消費財、および耐久消費財を除き、100万米ドル以上の投資可能資産を所有する世帯としています。
 自宅や家具、評価の難しい絵画・骨董品を除いて、換金可能な、金融資産と賃貸物件、別荘などの不動産が1億2000万円をこえている人のことです。

 ボストンコンサルティンググループの調査グローバルウェルス・レポート2014によれば、世界で最も富裕層人口を持つ国がアメリカで約713万世帯、2位が中国で238万世帯、3位は日本で約124万世帯です。
 日本は5200万世帯あるそうですから、全世帯の2.3%が、金融資産等1億2000万円を有する「富裕層」ということになります。


 これとは別に「超富裕層」があります。
1億米ドル以上の投資可能資産を所有する世帯を超富裕層 (Ultra-HNWI)と定義されいてます。

 日本の富裕層人口は124万人で世界3位に、そして、家計金融資産は対前年比で4.8%増の15兆ドルになっていますが、もののみごとに、1億米ドル以上の投資可能資産を所有する世帯を超富裕層は10以内に入っていません。


 確かに、日本には「小金持ち」はおおいですが、「大金持ち」は少ないという実感とあった統計だと思います。

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