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2015年~2017年バックナンバー

Anonymous

 ハッカー集団「Anonymous」が、平成27年2月8日付で「YouTube」などで「声明」を発表しました。
 過激派組織の「ISIS」(いわゆる「イスラム国」)が使用するTwitterなどのアカウントをダウンさせたと宣言し、今後も攻撃を続けると予告しています。

 具体的には、「ISIS」のWebサイトやアカウント、電子メールをダウンさせて暴露すると宣言。攻撃の標的とした膨大な数のTwitterアカウントやメールアドレスなどを列挙しています。
 さらに、「ISIS」との接触が疑われるというFacebookのアカウント一覧も公開し、監視を呼び掛けています。


 「Anonymous」は、ウィキリークスやアラブ騒乱を抑圧する各国政府への攻撃や自由など脅威と彼らがみなしたものに対して大規模な攻撃を突発的に行っている集団です。
 「Anonymous」は「匿名」「名無し」という意味の英語です。

今回の声明では、「われわれはイスラム教徒であり、キリスト教徒であり、ユダヤ教徒でもある」と述べ、「自らをイスラム国(ISIS)と呼ぶテロリストはイスラム教徒ではない」と強調しています。

 ちなみに「Anonymous」には、日本人はいないのでしょうか。
「われわれはイスラム教徒であり、キリスト教徒であり、仏教徒であり、ユダヤ教徒でもある」という声明にはなっていません。


 ちなみに、平成27年1月12日、「Anonymous」が、フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」に対するテロへの報復として、イスラム過激派のウェブサイトをハッキングしたと発表しました。

 問題のフランス語のイスラム過激派サイト「ansar-alhaqq.net」は現在、アクセスしようとすると別の検索サイトにつながる状態になっている。

 アノニマスはさらに、イスラム過激派が使っているとされるツイッターのアカウント数十件の名称をインターネット上で名指ししました。
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