2015年~2017年バックナンバー
燃油サーチャージの値下げ
燃油サーチャージとは、燃料とする油の価格に追随し、航空運賃などとは別建てで徴収される料金のことで、航空旅客の場合、シンガポールケロシンの過去2ヶ月の平均価格で定まります。
ケロシン(kerosene)とは、石油の分留成分の1つで、ジェット燃料に用いられます。
日本航空や全日空では、シンガポールケロシンの過去2ヶ月の平均価格が、1バレル60ドルを下回った場合廃止される事になっています。
シンガポールケロシンの平成27年1月20日付けの価格は、1バレル62.1ドルでした。
よく報道されるWTI原油(西テキサス地方で産出される硫黄分が少なくガソリンを多く取り出せる高品質な原油)は、平成27年1月20日付けの価格は、1バレル46ドルで、ケロシンとは同じ価格ではありません。
平成27年4月にも、燃油サーチャージが「0」になるかの報道もありますが、難しいかもしれません。
なお、平成27年2月1日に燃油サーチャージが下がります。
ロンドン/パリ
▽JAL(日本航空)/ANA(全日空)
42,000円 ⇒ 28,000円 (14,000円値下げ)
▽ブリティッシュ・エアウェイズ
42,000円 ⇒ 28,000円 (14,000円値下げ)
ニューヨーク
▽JAL(日本航空)/ANA(全日空)
42,000円 ⇒ 28,000円 (14,000円値下げ)
▽デルタ航空
42,000円 ⇒ 28,000円 (14,000円値下げ)
ホノルル
▽JAL(日本航空)/ANA(全日空)
27,000円 ⇒ 17,000円 (10,000円値下げ)
▽ユナイテッド航空
27,000円 ⇒ 17,000円 (10,000円値下げ)
ソウル
▽JAL(日本航空)/ANA(全日空)
4,000円 ⇒ 2,000円 (2,000円値下げ)
▽アシアナ航空
4,400円 ⇒ 3,000円 (1,400円値下げ)
台北
11,000円 ⇒ 7,000円 (4,000円値下げ)
▽キャセイパシフィック航空
9,000円 ⇒ 6,000円 (3,000円値下げ)
バンコク/シンガポール
▽JAL(日本航空)/ANA(全日空)
21,000円 ⇒ 13,000円 (8,000円値下げ)