2015年~2017年バックナンバー
プレミアムエコノミー
ファーストクラスについては、最初からもうけていない航空便が多いです。
たとえば、関空を離発着する航空便をみれば、ファーストクラスがある航空便を探すのは手間でしょう。
関空を離発着する遠距離便は、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスというのが多いです。
ちなみに、LCC(格安航空会社)の場合は、全席エコノミーが原則です。
最近「プレミアム・エコノミー」というクラスを設ける会社が多いです。
会社によって異なりますが、席はエコノミーより大きく(エコノミーの約1.5倍)、機内食などのサービスはエコノミーと基本的に同一ということになります。
ビジネスクラスではエコノミーの3倍多いスペースが必要ですし、ビジネスクラスのサービスに必要なコストは半端ではありません。
一般的な話ですが「プレミアム・エコノミー」は、エコノミークラスに比べ、結構「いい」値段をとっています。
個人で利用するときだけではなく、最近は、ツアーにも「プレミアム・エコノミー」とするものが、ちらほら出ています。
航空機は、いつでも満席ということはありえませんので、案外「スペース」は、大きなコストにはならないそうです。サービスがエコノミーと同じなら、「プレミアム・エコノミー」は、航空会社にとって、「もうかる」座席なのです。
ルフトハンザ航空では、平成26年10月からすべての国際線(近距離除く)にプレミアムエコノミーを設定することを決定しています。
ちなみに、サービスなどはいらない、快適なスペースさえあればよいというのなら、「プレミアム・エコノミー」は、十分選択肢に入ってきます。
ちなみに、最近では、会社の方針で出張であってもビジネス禁止の例が増えているので、「プレミアム・エコノミー」は、双方Win-Winのよい選択肢ともなり得ます。