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2015年~2017年バックナンバー

中国人へのビザ

 「中国人の花見客」をご覧下さい。

 中国からの訪日客急増で、日本政府発行の観光ビザが不足する恐れがあるとして、現地の日本国大使館や総領事館が、中国人の団体客向けに初めて臨時ビザを出しています。

 訪日観光に必要なビザの発給数は昨年から「未曽有の増加傾向」(外務省領事局)が続き、同省の統計によると、平成27年3月に観光ビザで来日した中国人は昨年3月の2.5倍にあたる約26万8000人。平成26年1年間の約152万人に対し、今年1月から3月だけで約69万人が観光ビザで訪れています。
 中国では4月4~6日に、家族で墓参りをする「清明節」の連休があり、花見シーズンの訪日に拍車をかけているようです。

中国からの訪日客急増で、日本政府発行の観光ビザが不足する恐れがあるとして、現地の日本国大使館や総領事館が、中国人の団体客向けに初めて臨時ビザを出していることがわかりました。

 中国の日本国大使館と総領事館は、カラー印刷のビザ用紙の在庫が不足したため、平成27年3月11日から白黒のビザ用紙の印刷をしているようです。

 私は、平成27年4月4日の土曜日に、青春18切符をつかって、姫路城と京都の渡月橋と彦根城を見に行く予定ですが、おそらく、彦根城を除いて、観光客の半分は中国人という予想をしています。
 花見に行くのか、中国人を見に行くのかわかりませんね。

 楽天トラベル広報によりますと、平成27年3月15日~4月15日は中国、台湾、香港からの観光客で、東京や関西の立地の良いホテルはほぼ満室になっています
 平成27年4月3日をピークに同月中旬まで混合うそうです。

 エリア別の宿泊数は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)人気もあって1位が大阪(心斎橋付近)、2位が京都(京都駅周辺)、3位が東京(上野・浅草エリア)とだそうです。
「円安で日本製品を買うメリットが大きくなった。桜と、USJにできたハリー・ポッターの新エリア効果も大きい」とみられています。

.ホテル業界では強気の価格設定も目立ち、大手ビジネスホテルは、都心の施設に「1泊3万円」の価格を設定しています。
 閑散期の3倍以上の価格ですが、それでも訪日客からの予約が入るそうです。

 試しに、ホテル予約サイト(楽天トラベル、じゃらん、booking.com、 expediaなど)で検索してみてください。
 予約できる大阪のホテルが少ない上に、べらぼうな金額がついています。
 例えば、楽天トラベルで、4月4日から1泊で検索すると「アパホテル<天王寺駅前>」「朝食夕食なし」「42,871円/泊(消費税込46,300円/泊) 」でした。

 ちなみに「中国人の日本に対するイメージは『桜、ラーメン、温泉』が占めている」(旅行業界関係者)だそうです。

 好まれる花は、日本は「桜」(国花ではない。菊と並んで日本を代表する花)、中国は「梅」(国花を牡丹にするか検討中)、韓国は「木槿(ムクゲ)」(国花)と、それぞれ異なります。

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